POTICONフィラメントを使用する前には乾燥が必要です。
POTICONフィラメント使用前のご注意
この度、POTICONフィラメントをご利用いただくにあたり、より良い造形結果を得ていただくために、ご使用前の重要な注意点のご案内になります。
1. 事前乾燥の徹底
- POTICONフィラメントは、新品の状態であっても造形前に必ず乾燥が必要です。
- 乾燥が不十分な場合、造形不良(糸引き、表面の荒れ、寸法のふくらみ、フィラメント詰まりなど)の原因となります。
【必要機材】
- 定温乾燥機
用途:フィラメントの乾燥
造形後のアニール処理
機能:60~140℃の恒温槽
フィラメントリールの入るサイズ
段階的な昇温降温
強制送風タイプ(推奨)
※グーテンベルクから推奨しているものは下記などです。
ヤマト科学株式会社 定温乾燥器DX302
【乾燥方法】
- 定温乾燥機で70度72時間程度乾燥してください。
- 推奨温度以上の温度設定での乾燥はスプールが変形する可能性があるためご遠慮ください。
2. 対応機材及びパラメータ設定
- PPS造形時には、特殊コーティングノズル(0.4mm径)への交換が必要となる場合があります。
- 最新の専用造形パラメータをご利用ください。設定ファイルは、こちらから入手可能です。
- 物性に影響する温度設定、押し出し量等のパラメータのお客様ご自身での変更は造形不良や造形失敗並びに機器の不具合を引き起こす可能性があります。十分に注意の上実施してください。
3. 造形時の注意
- 印刷/吐出を行わない状態で、長時間ホットエンドを加熱したままにしないでください。
- ホットエンド内部にフィラメントの残留物が詰まり、吐出不良を引き起こす可能性があります。定期的なホットエンドの清掃をお願いいたします。症状が改善しない場合は、ホットエンドの交換をご検討ください。
- PPS以外のフィラメントを使用する際には、内部に残留するPPSを排出するために、300℃での共洗いを推奨しております。フィラメントロード時に300℃でロードしてください。
- 300℃以上の高温での造形を行うため、ツールヘッド部品が一部劣化する可能性があります。保守に加入している場合は、劣化した部品の交換が可能な場合があります。
4. 造形開始前の確認
- 造形開始前に、ノズル先端付近に樹脂が固着していないかをご確認ください。固着している場合は、ピンセットなどで清掃を行ってください。
- 造形失敗を防ぐため、ノズル高さ調整は非常に重要です。一層目の定着を必ずご確認ください。
5. 造形終了後の注意
- 造形が終了しても、すぐに扉や蓋を開けないでください。急冷により造形品が変形したり、強度が低下する場合があります。目安として、ビルドプレートの温度が50℃に下がるまでお待ちください。
- ラフトやサポート材を剥がす際は、怪我などに十分ご注意ください。割れた場合、破片が指などに刺さったり、目に入ると失明の危険性があります。保護手袋や保護メガネを着用して作業してください。
今後とも弊社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。